菊芋に含まれるイヌリンって何?


目次

1. イヌリンとは
2. 生物化学的には
3. イヌリンとでんぷんの違い


イヌリンとは

イヌリンとは、植物によって作られる天然のオリゴ糖の一種です。フルクタンとして知られる、炭水化物類です。
イヌリンは菊芋、チコリ、タンポポ、自然薯などいくつかの種類の植物の根や地下茎に蓄えられ、それらの植物の備蓄エネルギーとなります。菊芋など、イヌリンを合成し蓄える植物のほとんどは、でんぷんなどその他の物質を蓄えることはありません。

自然界におけるイヌリン含有量
キクイモ15-20%
チコリ15-20%
ニンニク9-16%
ニラ3-10%
タマネギ2-6%
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生物化学的には

イヌリンは主に、末端グルコースを持つフルクトースによって構成されます。イヌリンを構成するフルクトースはβ2→1結合で2〜140分子結合しています。
イヌリンの化学構造
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イヌリンとでんぷんの違い

菊芋をはじめ、イヌリンを含有する植物は、古来より食用に利用されてきました。でんぷんを単糖類へと分解する体内酵素のプチアリンやアミラーゼは、イヌリンを分解することはできません。イヌリンは腸内で初めて分解されフルクトオリゴ糖となり、腸内細菌が代謝できるようになります。
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