目次2. 不溶性食物繊維(水に溶けにくいタイプ) 3. 水溶性食物繊維(水に溶けるタイプ) 4. 食物繊維含有率No.1の寒天 - 食べる量は? |
第六の栄養素、食物繊維 |
五大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)に続く、「第六の栄養素」として注目を集める「食物繊維」。「食物繊維」とは、特定の「構造」を持つ物質に与えられた名称ではなく、特定の共通した「性質」を持つ物質に与えられた名称です。 食物繊維の「性質」は、人の消化酵素では加水分解されない、ということです。つまり、食品中の難消化性成分を総称して「食物繊維」というのです。 食物繊維は、水に溶けにくいタイプと、溶けるタイプの2種類に分かれます。 |
不溶性食物繊維(水に溶けにくいタイプ) |
植物の細胞壁をつくっている成分。穀物では主に「リグニン」「セルロース」「ヘミセルロース」などがあります。 |
水溶性食物繊維(水に溶けるタイプ) |
植物の細胞の中に貯蔵されたり、植物が分泌する成分に含まれ、果物やニンジンなどの野菜に含まれる「ペクチン」、菊芋に含まれる「イヌリン」、コンニャクに含まれる「マンナン」、海藻類に含まれる「アルギン酸」などが知られています。 寒天には、不溶性、水溶性の両方の食物繊維が含まれています。 |
食物繊維含有率No.1の寒天 - 食べる量は?
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